医療法人誠愛会 南相馬中央医院

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循環器内科に関するQ&A
循環器内科に関するQ&A

循環器内科に関するQ&A

不整脈や狭心症、高血圧など循環器に関することでお悩みのことはございませんか?
患者様からよくいただくご質問いただく内容をまとめました。
高血圧や心臓に関する病気、検査について、気になること、思い当たること、不安などございましたら、南相馬中央医院へご相談ください。

よくあるご質問

質問
循環器内科とはどのような診療科?
回答

循環器内科は、心臓や血管など循環器系に関する疾患の診断、治療、予防に特化した診療科です。主に心筋梗塞、狭心症、心不全、不整脈、高血圧症、心筋症、心膜症、動脈瘤、末梢動脈疾患などの病気を扱います。

質問
高血圧症の主な原因とは?
回答

高血圧症の主な原因は、遺伝的要因、生活習慣、食生活、ストレス、過体重、加齢などが挙げられます。特に塩分の摂取過多や喫煙、運動不足、アルコールの過剰摂取などの生活習慣が重要な要因とされています。

質問
狭心症と心筋梗塞の違いは?
回答

狭心症は、心臓への血流が一時的に不足することで、胸痛や息切れが起こる病態です。一方、心筋梗塞は、冠動脈が完全に詰まり、心筋に栄養や酸素が届かなくなってしまい、心筋が壊死する状態です。狭心症は症状が一時的であり、適切な治療で改善することがありますが、心筋梗塞は緊急の治療が必要で、放置すると重篤な合併症や死亡につながることがあります。

質問
不整脈とは?
回答

不整脈とは、心臓のリズムが正常でない状態を指します。心拍数が速すぎる(頻脈)、遅すぎる(徐脈)、または不規則な(心室細動、心房細動)場合に起こります。不整脈は、心臓の電気生理的な異常や心臓の構造異常、心臓病の合併症などが原因で発生します。

質問
心不全の症状とは?
回答

心不全は、心臓のポンプ機能が低下し、十分な酸素や栄養を全身に送り出すことができなくなる状態です。主な症状には、息切れ、浮腫(特に足首や足の裏)、疲労感、心拍数の増加、体重増加、腹部の膨満感、横になると息が苦しい(仰向け呼吸困難)、頻尿、食欲不振、めまいや失神などがあります。

質問
循環器内科での診断方法とは?
回答

循環器内科での主な診断方法には、問診、聴診、血圧測定、心電図(ECG)、エコーカーディオグラム(心エコー)、心臓MRI、心臓CT、心臓カテーテル検査、冠動脈造影、心臓超音波検査、ストレステストなどがあります。これらの検査を組み合わせて、患者さんの症状や病状を詳しく把握し、適切な治療方針を立てます。

質問
循環器疾患の予防策とは?
回答

循環器疾患の予防策として、以下のことが挙げられます。
1.喫煙の禁煙:
タバコは循環器疾患のリスクを大幅に増加させるため、禁煙が最も重要な予防策のひとつです。

2.適切な体重の維持:
肥満は高血圧や糖尿病、高脂血症などのリスクを高めます。適切な体重を維持することで、これらの病気のリスクを低減できます。

3.塩分の摂取量を減らす:
高血圧の原因となることがあるため、1日の塩分摂取量を6g以下に抑えることが推奨されています。外食や加工品に含まれる隠れた塩分にも注意しましょう。

4.脂肪分の少ない食事を心掛ける:
動脈硬化を引き起こす悪玉コレステロールの摂取を抑えるため、脂肪分の少ない食事を心掛けてください。特に、飽和脂肪酸が多い食品(肉類、乳製品など)の摂取を控えることが重要です。

5.糖質の適切な摂取:
糖尿病のリスクを低減するため、糖質の適切な摂取が重要です。特に砂糖や果糖などの単純糖質を過剰に摂取しないようにしましょう。

6.定期的な運動を行う:
週に3~4回、1回30分以上の運動を行いましょう。ウォーキング、ジョギング、自転車、水泳、ダンスなど、自分が楽しめる運動を選ぶことが継続の秘訣です。

7.ストレスを適切に管理する:
ストレスは循環器疾患のリスクを高めることがあります。リラクセーションや瞑想、趣味、適度な運動などでストレスを解消しましょう。

8.睡眠の質を向上させる:
7~8時間の質の良い睡眠は、心血管系の健康に非常に重要です。寝る前にリラックスする習慣をつけたり、快適な寝具や適切な室温を整えることで、睡眠の質を向上させることができます。

9.アルコールの適切な摂取:
過剰なアルコール摂取は循環器疾患のリスクを高めることがあります。アルコールは適量(ビール中瓶1本、日本酒1合、ワイン200ml、ウィスキー60ml、チューハイ350ml)に抑え、1日のアルコール量としては男性は20g、女性は10g(分解速度が遅いため)以内にすることが望ましいです。

10.定期的な健康診断を受ける:
高血圧や高脂血症など、無症状の循環器疾患が潜んでいることがあります。定期的な健康診断で早期発見し、適切な治療を受けることが重要です。

11.野菜や果物を多く摂取する:
野菜や果物には、抗酸化作用があり、心血管疾患の予防に役立ちます。毎日の食事で多くの野菜や果物を摂取することが望ましいです。

12.魚介類の摂取を増やす:
魚介類に含まれるオメガ3脂肪酸は、心血管疾患の予防に効果的です。週に2~3回は魚介類を食事に取り入れましょう。

これらの具体的な予防策を実践することで、循環器疾患のリスクを低減することができます。健康的な生活習慣を継続して維持することが、循環器疾患の予防に非常に重要です。

質問
無症候性心筋虚血とは?
回答

無症候性心筋虚血とは、心臓への血流が不足しているにも関わらず、明らかな症状が現れない状態を指します。これは、冠動脈の狭窄や閉塞が進行しているものの、症状が現れずに検出が難しいことが特徴です。無症候性心筋虚血は、定期的な健康診断や心電図、エコーカーディオグラムなどの検査によって発見されることがあります。

質問
高脂血症とは? 循環器疾患との関連は?
回答

高脂血症とは、血液中の脂質(主にコレステロールや中性脂肪)が正常値を超える状態を指します。高脂血症は、食生活や遺伝的要因、肥満、糖尿病、甲状腺機能低下症などが原因となることがあります。高脂血症は動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や脳梗塞などの循環器疾患のリスクを高めるため、早期の発見と適切な治療が重要です。

質問
動脈瘤とは?
回答

動脈瘤とは、動脈の壁が弱くなり、局所的に膨らんでいる状態を指します。動脈瘤は、動脈硬化、高血圧、遺伝性の結合組織疾患、感染症などが原因で発生することがあります。動脈瘤は、破裂すると出血やショックを引き起こし、命に関わることがあるため、適切な診断と治療が重要です。

これらの生活習慣を改善することで、循環器疾患のリスクを低減することができます。

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